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クリニックマネージャーより

認知行動療法って何だろう。。。?

2011/09/09

皆さん、認知行動療法って聞いたことありますか。当クリニックに隣接しているコンサローグ麻布では、この手法を用いたカウンセリングを実施しております。

簡単に言うと、コップに水が半分残っているときに、「まだ、半分もある!」と前向きに捉えるか、「あ~、あと半分しかない。。。(悲)」と悲観的に捉えるか。
確かに、同じ事象でも、捉え方の違いで、その後の気分はまったく異なりますよね。そんな認知や行動のヒントを、カウンセリングを通して発見してみてはいかがですか。

●臨床心理士より(コンサローグ麻布)

認知行動療法は、認知(考え方)、行動(対処法)、情動(気持ち)に働きかけることを通して、よりよい生活を送れるようにサポートするカウンセリングの方法です。
過去に身につけた考え方、対処法は、状況の変わった現在には必ずしも有効ではないかもしれません。しかしながら、今は使っていない考え方や対処法の中に、今の問題に対して非常に有効なものが埋もれてしまっている可能性もあります。
現在の状況を精査し、状況にマッチした考え方、対処法について時間をかけてゆっくり話し合い、よりよいベター・チョイスを探ってゆく中で、次第にそれらを見つけ出せるようにサポートしてゆきます。

認知.png

認知行動療法では、面接中の質問や心理検査を使ってこと細かに状態像を把握し、適切な技法や対処法を選択します。
同じ検査を繰り返し使い、前回からの変化をモニターし、技法や対処法がマッチしていたかを精査し、方針を状態に合うように修正していきます。

気分.png

図2.のAさんの気分の変化を見ると、不安な気持ちは改善しているのに、うつや疲労感はあまり変化していません。そこで、うつや疲労感にターゲットを当てた対処法を話し合いの中で見つけ、改善を目指します。
また、認知行動療法は、精神医学、臨床心理学の分野で繰り返し有効性が確認されている確かな方法です。
うつ病、パニック障害、社会不安障害、パーソナリティ障害といったメンタルの悩みのみならず、広く対人関係、仕事のことなどといった日常の悩みにも問題解決の支援法として有効性が示されています。
日本では、2010年よりうつ病、うつ状態に対して健康保険が適用される精神科専門療法となっています。