■血液一般検査
貧血の有無や血小板の数を調べます。一般に妊娠中は赤血球の増加や胎児・胎盤への鉄移行、また偏食などにより鉄欠乏性貧血になりやすいことが知られています。
■HBs抗原
B型肝炎ウイルスの検査です。B型肝炎ウイルスは、分娩の際赤ちゃんに感染するおそれがあり、将来子供の肝臓の病気の原因になります。
■HCV抗体
C型肝炎ウイルスの検査です。母親の血液を介して赤ちゃんにも稀に感染し、将来子供の肝臓の病気の原因となります。
■梅毒検査
母子保健法で義務づけられた検査です。血液検査が陽性で早期発見で治療すれば赤ちゃんには感染しません。
■HIV抗体
エイズの原因となるウイルスの検査です。妊婦さんが感染していると、高い確率で赤ちゃんにも感染します。妊婦HIV抗体検査受診票のご提出により公的補助が受けられます。この検査を行うにあたっては同意書にサインをいただくことになります。
■ATL抗体
成人T細胞白血病という血液ガンの原因となるウイルスの検査です。母乳により赤ちゃんに感染する可能性もあります。
■風疹抗体
妊娠初期に風疹に初めてかかると、かなり高い確率で流産したり赤ちゃんに先天性の異常が見られます。
■クラミジア抗原
陽性の場合、流早産、新生児の結膜炎・肺炎の原因となることがあります。
■トキソプラズマ抗体
トキソプラズマに妊娠中に初めて感染すると、流早産や赤ちゃんに先天性の異常が見られることがあります。
■麻疹抗体
はしかの原因となるウイルスの検査です。最近,成人麻疹も増えてきています。
■血液型
分娩時の大量出血に対する準備として、また、血液型不適合妊娠への対策として検査が必要です。
■不規則抗体
輸血や妊娠により産生され、黄疸をおこす新生児溶血性疾患の原因にもなります。
■甲状腺機能検査
甲状腺の機能に大きな異常がないかどうか調べます。
■葉酸
不足していると流産や神経管閉鎖不全症のリスクが高くなると言われています。
■血糖検査
糖尿病の検査です。もし異常があれば精密検査を行います。
肝機能・腎機能検査:肝臓や腎臓の機能に大きな異常がないかどうか調べます。
■血液凝固検査
血液の固まりやすさの検査です。分娩時の出血に対する準備として調べます。